西川絵里香の弁護士調査ブログ

西川絵里香と申します。

「それでもボクはやってない」は現代社会を語っています

西川絵里香が弁護士、検察を題材にした作品を紹介します。
それでもボクはやってない」のタイトルどおり、本人が関与していない痴漢行為をとがめられて、冤罪が仕立て上げられていく状況に徹底的に抗戦する主人公の姿を描いています。
満員電車の中で置換されたと女子中学生から執拗に抗議され、駅の事務所に行ったことで警察に連行され、そして検察からも厳しく取り調べられるのです。
しかし、主人公は「ボクはやってない」と強く主張いたします。
多くの人にとって日常生活では不可欠の存在である電車の中での痴漢の疑いをかけられ、潔白であるにもかかわらず長期間にわたって法廷に立たされて無罪を訴えたのです。

感想

満員電車の中での行為というのは、実際には立証が難しいものです。
一般論として女性が痴漢行為を指摘した場合、周辺の人は女性のほうを信じてしまう傾向があります。
現実には、痴漢をしていないことを証明するのは至難のわざでしょう。
冤罪であるにしても、その疑いをかけられるだけでも男性にとっては非常に不名誉なものです。
しかも否認すればいつまでも留置場に拘束されることになり、社会生活には大きな支障を来たします。
満員電車を避けるのが賢明だと感じました。